「貯金したいけど、いつも物欲に負けて衝動買いをしてしまう自分が嫌になる・・・。どうすれば物欲を抑えらえるんだろう?」
物欲を抑えきれずモノを買いすぎてしまうことは、お金も減るし自己嫌悪に陥るしでなんとしても克服したいですよね。
実はその物欲、小さな準備や習慣を導入することで抑えることが可能なんです。
節約好きな私も過去には物欲に負けそうな時がありましたが、
今回紹介する方法を実践して乗り越えることが出来ました。
今回の記事では物欲を抑えて効率よくお金を貯めたいあなたに、効果抜群な方法を9つ解説します。
人間である以上、物欲をなくすことはできませんが抑えることは誰でも可能です。
この記事を読めば衝動買いという悪癖を断って貯金が出来るようになるので、もう自分を恥ずかしく思う必要は無くなりますよ。
なぜ物欲が止まらないのか知りたい方は物欲が止まらない4つの心理と買いすぎの末路をご覧ください。
書いた人:糠まる
- 実家暮らし+節約で1900万円貯めることに成功
- 貯金と責任の軽い仕事でセミリタイアを実行中
- 子供のころから三度の飯より節約が好き
- 労働は大嫌い
物欲を抑える9つの方法
衝動買いを無くすため、物欲を抑えるための9つの方法は以下の通り。
- 店に行かない
- ネットショップの情報を削除
- 買い物リストを作る
- 商品売り場から離れる
- 支払い道具を持ち歩かない
- ストレスがある時に出かけない
- 時給換算する
- ほしいものリストに入れて寝かせる
- 別の趣味を見つける
1つずつ見ていきましょう。
店に行かない
物欲を抑えるために一番効果的な方法はそもそも店に行かないことです。
店に行かなければ、当然ながらモノを買うことはありません。
衝動買いに限らず、なにかを辞めようと思った時に効果的な対策は「きっかけを潰すこと」です。
- ゲームへの課金を止めたいなら、アプリを削除する
- 間食をやめたいなら、お菓子を手の届く範囲に置かないようにする
最初のきっかけさえ潰してしまえば、その後の行動を取ることは無くなります。
では衝動買いをしてしまうことのきっかけは何か?それが「店に行くこと」なんです。
店にさえ行かなければ、並んでいる商品に物欲を刺激されて無駄な買い物をしてしまうことはありません。
なのでちょっと暇な時間にふらっとコンビニやショッピングモールに行くことを止めましょう。
買い物は本当に必要なモノを買う時にだけ行くようにすれば、衝動買いのリスクを回避できます。
目的がないのに店へ行くことを止めよう
ネットショップの情報削除
店に行かないのが有効な手段なのはわかったけど、
ネットショップをよく使うから、もう店に行く機会も減ったんだよなぁ
Amazonや楽天をよく利用するので、「店に行かない」方法では効果が薄い人も「きっかけを潰す」という解決法は同じ。
この場合の物欲への対処法はネットショップの情報を削除してしまうことです。
具体的にはスマホからAmazonや楽天といったアプリを削除してしまいましょう。
欲しいものがある時は、その都度グーグルから検索してサイトに飛ぶようにします。
さらに万全を期すなら、スマホやパソコンに記憶させているクレジットカードやログイン情報も削除します。
こうすればモノを買う時に毎回カードの情報やログインパスワードを入力する必要があるため、面倒さがさらにアップするのでおススメです。
買い物をするのがかなり面倒になりますが、まさにそれが狙い。
人は基本的に怠惰なので、面倒な工程を挟むことにより、不必要にネットショップを見る機会が少なくなります。
確かに、いちいち検索する手間があるくらいなら
調べるのやめとこうって気になるかも
「面倒」というのは行動を阻害するのにとても有効な感情です。
アプリやパスワードを削除して、可能な限りモノを買うハードルを上げましょう。
購入のハードルを上げて、面倒でも欲しいモノだけを買うようにする
買い物リストを作る
次の物欲を抑える方法は、買い物リストを作ることです。
買い物リストを作ることは、衝動買いを抑えるのに非常に有効な手段といえます。
買い物リストを作るぐらいで?
どうして有効なの?
買い物リスト作成には以下の物欲対策効果があります。
- 手間が増える
- 買うべきモノが明確になる
- 備忘録になる
まず手間が増えること。
先ほどの項でも触れましたが、面倒という感情は行動する上で高いハードルになります。
逆にそれを利用して買い物のたびにリストを作る手間を増やせば、買い物自体面倒で行きたくなくなるかもしれません。
2つ目に買うべきモノが明確になること。
リストを作ら巣に店に行くと、本来買おうと思っていたモノ以外にも目移りしてしまいます。
リストに書いたモノだけ買うようにする、と決めておけば無駄に心を動かされることもありません。
3つ目に買うものを忘れないようにするいうシンプルな備忘録としての役割です。
買い忘れがあってまた出かけなければならないのは、貴重な時間の無駄になってしまいます。
このようにリストを作ることは物欲対策効果が大きいので、買い物前に思い出してください。
買い物リストを作って、無駄な衝動買いを防ごう
商品売り場から離れる
物欲を抑える方法4つ目は商品売り場からはすぐ離れることです。
売り場に長居していると、物欲が刺激されていらないモノでも買いたくなってしまいます。
ここで質問。あなたは店で買い物が終ったらどのように過ごしているでしょうか?
うーん、とりあえず暇つぶしにぶらぶらと中を見回ってることが多いかな
それで追加でモノを買ったりしていない?
・・・よく買っちゃうな。
必要なモノを買いそろえたら、さっさと店を出るのが物欲を抑える基本です。
ウィンドウショッピングをしていると、やはり欲しくなってしまうのが人間の性であるといえます。
特に店の中では、モノを買わせようという仕掛けがあちらこちらであなたのことを狙っています。
- 50%OFF!
- タイムセール!
- 現品限り!
もしかしたら煽りに釣られて、「欲しいかどうか」ではなく「お得だから」という理由でモノを買ってしまっているかもしれません。
安いからと言っていらないモノまでかってしまっては、何の意味もありませんよね。
暇つぶしするにしても、店ではなく家や公園でするようにしましょう。
必要なモノを買ったら誘惑される前にとっとと退散
支払い道具を持ち歩かない
物欲対策5つ目は支払い道具を持ち歩かないことです。
そもそもお金を払うことが出来なければ、モノをかうこともできません。
最初からモノを買う予定のない外出なら、
- 財布
- クレジットカード
- スマホ(決済アプリ)
とった支払い道具は家や車に置いたままにしておきましょう。
支払うことが出来ないなら、どれだけ物欲が刺激されても衝動買いすることがないので安心です。
外出時にお金を持ってしまっているから、物欲が出た時に買う選択肢がちらついてしまいます。
支払い手段を持ち歩くのは、買い物をすると決めているときだけ。
それ以外の時は手ぶらで歩いて、買わない環境づくりを徹底しましょう。
支払い手段を封印して「買う選択肢」を排除する
ストレスがある時に出かけない
物欲を抑える方法6つ目はストレスがある時に出かけないことです。
ストレスが溜まった状態だと、物欲に負けてしまう可能性が非常に高くなります。
多くの人がストレス発散のために散財をした、という経験をお持ちではないでしょうか?
- 上司に理不尽に怒られた
- クレームで面倒な客に絡まれた
- 残業続きでプライベートな時間が取れない
- 労力の割に給料が少ない
上記のような原因でイライラしているとき後先考えず大金を使うと、快感を感じますよね。
このようにストレスが溜まっているときには、買い物で冷静な判断が出来なくなってしまいます。
買い物に出かけるときは、落ち着いた平常心の時に行くようにしましょう。
でもうちはブラック企業で、心の落ち着く日が無いんだよなぁ・・・。
そんな人は物欲とか以前に、職場環境を変える必要があります。
転職して、まずはストレスだらけのブラック企業を脱出することから始めるべきです。
まずは転職サイトに登録だけでもして、転職活動から開始しましょう。
余裕がないなら退職代行を使えば、明日から会社に行かなくてもよくなります。
失業保険をもらえば、次の仕事が決まるまで生きていくことは難しくありません。
まずは普通の生活を取り戻すことから始めましょう。
ストレスのない時に買い物を行う
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時給換算で考える
物欲を抑える方法7つ目は買う前に時給換算で考えることです。
欲しいモノがあっても即決せず、一旦立ち止まって考えることが大事です。
時給換算で考えるってどういうこと?
例えば欲しいモノができたとして、その値段が1万円だったとしましょう。
2022年10月の東京の最低賃金は1072円なので、1万円のモノを買うには10時間近い労働が必要になります。
果たしてあなたが欲しがっているモノは、10時間も働いた労力に見合っているモノでしょうか?
こう考えてみると、そこまでの苦労に釣り合ったモノではない気がしてきませんか?
冷静に自分の労働時間と値段を天秤にかけ、それでもなお必要と思えるなら買う選択肢もアリです。
しかし「これを買うためにこんなに働く必要があるのか?」と疑問に思ったのなら、買わないほうがいいでしょう。
特に私は働くのが大嫌いなので、この思考をすると大抵のモノは買わなくていいなと思えてきます。
いずれにせよ欲しいモノがあってもすぐには決めず、本当に必要なのか深く考えることが大事です。
物欲が刺激されても、時給で換算するする癖をつけましょう。
買いたいモノは働いた苦労に見合っているのかを常に考える
ほしいものリストに入れて寝かせる
買う前に冷静になって考えることは、ネットショップでも同様です。
ネットショップの場合はほしいものリストに入れてしばらくの間寝かせてみましょう。
物欲を刺激されたらカートではなくまずはほしいものリストに入れて、1週間ほど放置してみてください。
買いたくなっているときは気分が高揚していますが、1週間後には熱が冷めてて
「あれ、なんでこんなモノ欲しかったんだろう」となることが割とあります。
衝動買いした後に、熱が冷めてしまうことってよくあるしね。
それを買う前にやろうってことか。
欲しいモノがあってもすぐには注文確定せずにリスト行き。これを忘れないように。
ネットショップではまず欲しいものリストに入れて、熱が冷めるのを待つ
別の趣味を見つける
物欲を抑える方法9つ目は別の趣味を見つけることです。
人によっては買い物自体が趣味になっているので、それ以外の趣味を見つければ無駄遣いを防げる可能性があります。
あなたには何か趣味はあるでしょうか?休日は家でボーっとゴロゴロしているだけの日もあるのでは?
そんな人は要注意。
このような人は人生の充実感を味わう方法が、買い物だけになってしまっているかもしれません。
- 筋トレ
- 読書
- ゲーム
- 料理
- 動画投稿
- 家庭菜園
大金をかけなくても、数千円あれば楽しめる趣味はたくさんあります。
どのようなものでもいいので、買い物以外で人生を楽しめる趣味を見つけましょう。
そうすれば買い物をする回数も自然と減っていきますよ。
ちなみに私はゲームと動画投稿が趣味です。
ゲームは5~6000円でソフトを1本買えば1カ月は楽しめるので、案外コスパが悪くありません。
そして動画投稿をすれば、色々な人からの反応や応援が貰えるのですごく楽しいです。
今は簡単な編集なら無料ソフトで十分できます。
そしていずれは動画投稿で収益化して、副業にすることも狙っています。
あなたの自分に合った趣味を探してみてください。
お金のかからない趣味を見つけよう
物欲を抑えられたら自分をほめてあげよう
9つの物欲を抑える方法を解説してきましたが、最後にもう1つ重要な要素をお伝えします。
それは行動を実行して物用を抑えられたら、しっかりと自分をほめてあげることです。
自分の行動をほめてあげることで、行動が習慣化するので3日坊主になることを防げます。
自分をほめるってなんか恥ずかしいし、本当に効果あるのか?
行動の習慣化には成功体験を感じることが必要不可欠です。
例えばゲームを毎日やりたくなるのは、その典型的な例。
- スマホゲームでは最初のチュートリアルをクリアすると、たくさんのご褒美をもらえます。
- ミッションをクリアすればアイテムが貰えて、より強い敵を倒せるようになります。
その結果成功体験が脳に刻み込まれて、「ゲームをプレイすればいい気分になれる」と感じるようになり、毎日のプレイが習慣化するんです。
いくら物欲を抑えられたとしても、それが辛くて1回きりで終わってしまっては何の意味もありません。
なのでお金を使わないことに成功したら、すぐに自分のことを目いっぱい褒めてあげましょう。
(人からほめてもらえるなら、そちらの方が効果大!)
そうやって達成感を得られれば、また次もがんばろうと思えますよ。
ちなみに私は誘惑に負けずに店を出れたら、「流石だな」と心の中で呟いています。
まとめ:物欲を抑える方法を出来るところから始めていこう
というわけでまとめです。
- 店に行かない
- ネットショップの情報を削除
- 買い物リストを作る
- 商品売り場から離れる
- 支払い道具を持ち歩かない
- ストレスがある時に出かけない
- 時給換算する
- ほしいものリストに入れて寝かせる
- 別の趣味を見つける
しっかりと対策をすれば、物欲を抑えることは難しくありません。
なので今回紹介した方法を、簡単で自分のできそうな部分から始めてみてください。
その後はできた自分をほめることも忘れずに。
そうすれば衝動買いを減らすことが出来るので、無駄遣いを減らすことができますよ。
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