「貯金なんて意味ないじゃん本当に必要なの?貯めこむよりも有意義に使ったほうが将来のためになるでしょ」
このような考えをお持ちではないでしょうか。
もしかしたらあなたは貯金することのメリットがよくわからないので、イマイチ本気になれていないのかもしれません。
しかし結論としてはやはり「ある程度の貯金」は貯めておくべきであるといえます。
なぜなら貯金をしておくことには以下のメリットがあるためです。
- 将来の備えになる
- 急な出費に対応できる
- 人生の主導権を握れる
今回の記事では貯金する意味にいまいちピンと来ていないあなたに、そのメリットやいくら貯めるべきかを解説します。
この記事を読めば貯金することの重要性が分かるので、前向きに貯金に励むようになれますよ。
書いた人:糠まる
- 実家暮らし+節約で1900万円貯めることに成功
- 貯金と責任の軽い仕事でセミリタイアを実行中
- 子供のころから三度の飯より節約が好き
- 労働は大嫌い
貯金を絶対にしておくべき3つの理由
貯金を絶対にしておいたほうがよい理由は以下の通り。
- 将来の備えになる
- 急な出費に対応できる
- 人生の主導権を握れる
1つずつ見ていきましょう。
将来の備えになる
まずメリットとの1つ目は将来の備えになることです。
「老後のお金が心配」と考える方は多いですが、貯金があればその心配は限りなく0になります。
少子高齢化によって、日本はこれからさらに若者が減り老人が増えていく世の中です。
こうなると私たちが老人になった時には「年金だけでは生活費を賄えない」と考える人も少なくないと思います。
情報メディアの貯金実態調査でも、貯金の目的は「老後の備え」という回答が最多となっています。
実際、昔と比べて年金の受給額は下がり続けています。
受給できる年齢はかつては60歳からでしたが、2000年から65歳に引き上げられました。
受け取れる期間が短くなるので、当然金額も少なくなります。
将来的にさらに受給年齢が引き上げられる可能性もあるでしょう。
反対に支払わなければならない保険料は年々増加しています。
令和4年度の国民健康保険料は16590円ですが、平成元年には8000円でした。
この30年で倍近くまで増えたことになります。
支払う額は増え続けているのに、もらえる額は減っていく。
この状況に対応するためにも、今のうちから貯金・節約で備えを蓄えておくのは大事なことです。
でないといざ老人になった時、みじめな老後を過ごす羽目になってしまうかもしれませんよ。
年金だけで老後の生活費を賄うのは、これからどんどん難しくなる。
今のうちからお金を貯めておけば安心。
急な出費に対応できる
貯金のメリット2つ目は急な出費に対応できることです。
急な出費とは冠婚葬祭や事故・病気の際の治療費、家の補修の費用などを指します。
生活をしていればこういった急な出費に見舞われることもありますが、貯金があれば慌てずに対応することが可能です。
私のことを例に挙げると、住んでいる実家にネズミが出たことがありました。
毎晩どこからかカリカリカリカリと家を食い破っている音がしたり、置いていたパンが食われてしまったりと被害もでました。
そこで家の補修をすることになったのですが、この時に50万近くの費用がかかることになったのです。
幸い貯金があったので補修は滞りなく終わりましたが、もし貯金が無かった場合、さらにネズミの被害に悩まされ続けていたでしょう。
貯金があったからこそ、家を補修しネズミの侵入を防ぐことが可能になったのです。
さすがにこれはレアなケースだと思いますが、普通に生活していてもご祝儀や香典などすぐにお金が必要になる状況は起こります。
この時に貯金が無いと生活費まで手を付けることになってしまいますので、普段の生活に支障が出てしまいます。
貯金をしておいて、いざという時にも対応が出来るようにしておきましょう。
急な出費はいつ必要になるかわからない。
貯金をして慌てず対応できるようにしておこう。
人生の主導権を握れる
貯金のメリット3つ目は人生の主導権を握れることです。
これが貯金をする最大のメリットと言っても過言ではありません。
貯金があれば精神的な余裕を持つことが出来るので、様々な選択肢を持つことが可能になります。
例えば仕事が嫌なら仕事を辞める選択肢を取ることができます。
- 理不尽な上司
- 傲慢な客からのクレーム
現代社会で働くことはストレスだらけです。
仕事を辞めたいと思いながら、無理矢理ベッドから出て出社している人は多いでしょう。
にもかかわらずほとんどの人が会社へ行くことを止めることが出来ていません。
理由は簡単で生きていくにはお金が必要だからです。
仕事を辞めてしまうと収入が途絶えるので、嫌々でも仕事を続けるしかありません。
しかしここで貯金があればどうでしょう?
仕事を辞めたとしても生活していけるので、会社を辞める選択肢を取りやすくなります。
- 辛い仕事からすぐ逃げだせる
- 転職、独立などゆとりをもって次の道を探せる
貯金が無ければ「今の仕事を続ける」という選択しか取れませんが、貯金があればいろいろな選択を持てるようになるんです。
かくいう私も節約によって1900万円の貯金に成功したので、近いうちに会社を辞める予定です。
このブログをはじめ副業にかける時間を増やすために、仕事をバイトに変えて労働時間を減らす計画をしています。
仮に無収入になったとしても、私の生活なら10年以上は暮らしていける計算です。
このように貯金があれば人生の主導権を手にし、自分が望む生活を手に入れることが可能になります。
生きやすい人生を送るためにも、今から貯金を始めましょう。
貯金があれば様々な選択肢を選べるようになる。
貯金で人生の主導権を握ろう。
まずは「生活費の1年分貯めること」を目標にしよう
貯金が大事なのはわかったけど、どれくらい貯めればいいのよ?
そう感じた方もいらっしゃるかと思います。
もちろん多ければいいに越したことはありませんが、目標が遠すぎると挫折してしまう可能性も高いのも事実。
なのでここでは「生活費の1年分」を目標として設定することをおススメします。
生活費の1年分ならば、節約で短期間に十分可能な目標なので挫折もしにくいです。
そしてそれだけの貯金があれば、仕事を辞めても大丈夫な余裕も持てるようになります。
まずは「生活費の1年分」を貯めることを目標に頑張ってみてください。
とはいえ「生活費の1年分ってどのくらいだ・・・?計算するのめんどくさい」という方も多いと思います。
そこで使ってほしいのが家計簿アプリ「マネーフォワード ME」です。
マネーフォワードMEを使えばクレジットカードや口座の情報を自動で記録してくるので、全く苦労せずに生活費を知ることができてしまいます。
節約していくなら家計簿をつけるのは必須の行為だと言えるので、ぜひ導入してみてください。
まとめ:貯金があれば間違いなく人生は生きやすくなる
というわけでまとめです。
- 将来の備えになる
- 急な出費に対応できる
- 人生の主導権を握れる
貯金があれば人生で選べる選択肢が多くなるので、その分自由に生きやすくなります。
なので貯金など必要ないと思わず、若いうちからお金をためておきましょう。
しかし貯金とは言っても何から始めればいいのか分からない方もいるかもしれません。
そこで節約上手になりたい人がやること総まとめ。もう貯金できない人とは言わせないの記事で、やるべきことをフローチャートでわかりやすくまとめました。
貯金初心者はこの記事を見て、1から貯金を始めてみてください。
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