「実家暮らしを始めると自立ができなさそう・・・。やっぱり一人暮らしをしなきゃダメなのかな?」
このようにお悩みではないでしょうか。
実家暮らしで自立できないままだと、何もできない大人になって、困ってしまいそうな不安がありますよね。
親の助けも借りられず、1人では何もできないため生活が出来なくなる・・・なんてことになるのは避けたいところです。
結論から言えば、実家暮らしであっても精神的自立をすることは十分可能です。
この記事では実家暮らしで自立が出来なさそうなことを不安に思っているあなたに、自立をするためにやるべきことを解説します。
今回の記事を読めば、実家暮らしであっても自立した人間に慣れるため、もう将来を不安視する必要は無くなりますよ。
なお自立心を養う方法の1つとして「金銭感覚を養う」ことは有効ですので、以下の記事を参考にしてみてください。
書いた人:糠まる
- 実家暮らし+節約で1900万円貯めることに成功
- 貯金と責任の軽い仕事でセミリタイアを実行中
- 子供のころから三度の飯より節約が好き
- 労働は大嫌い
精神的自立とは自分軸で行動できる人
まず「精神的自立」とはどのようなことを指すのか。
私はこれを「自分軸をもって行動の選択が出来る人」と考えています。
言い換えれば他人の意見に流されない人、ともいえるでしょうか。
1つ例を挙げるならば「会社を辞めること」が挙げられます。
会社を辞めることは人生において大きな選択の1つです。
仕事が嫌で同僚や親に相談した時、「せっかく仕事があるのに退職なんてやめておけ」と言われるかもしれません。
本当は辛いのにその言葉を受け入れてしまい、そのままずるずるとやりたくもない仕事を続けてしまう・・・。
このように自分の選択を他人のゆだねてしまっている人は精神的自立が出来ているとは言えないでしょう。
アドバイスを求めるくらいはいいと思いますが、その後の決定はしっかりと自分で出来るようになるべきです。
一人暮らしをすれば自立は勘違い
世間一般では「一人暮らし=自立」とみなされている風潮があります。
しかしこれは大きな勘違いです。
一人暮らしであっても自立が出来ていない例は多数存在します。
例えばゴミ屋敷。
部屋の中が足の踏み場もないほどゴミで散乱しているような生活は、たとえ一人暮らしであっても自立しているとは言いづらいでしょう。
「自分軸をもって行動の選択が出来る人」という定義で考えれば、住環境の選択を他者の意見に流されて決めているわけですからね。
無理せずとも、実家暮らしが出来るなら実家暮らしをすればいいと思います。
一人暮らしと実家暮らしはあくまで住環境の違いというだけであり、精神的自立とは無関係です。
実家暮らしでも精神的自立を目指すメリット
実家暮らしは大抵のことを親がやってくれるので、精神的自立がしにくいことは確かです。
なので意識的に精神的自立のための行動を取る必要があります。
なぜならいずれ親がいなくなってしまう時が訪れるからです。
親は高確率であなたより先にいなくなります。
そうなった時、身の回りのことをまったくやってこなかったのでは途方に暮れてしまうのは間違いありません。
- 掃除が出来ないからゴミ屋敷
- 料理が出来ないからジャンクフードばかりで不健康
- 金銭感覚が無いから破産
将来こうならないためにも、実家暮らしであっても今のうちから精神的自立は目指しておくべきといえます。
実家暮らしが精神的自立のためやるべきこと4選
実家暮らしが精神的自立を目指すためにやるべきことは以下の通り
- しっかりとした自分軸を持つ
- 家事の知識をつける
- 最低限の収入
- 金銭感覚を身につける
1つずつ見ていきましょう。
しっかりとした自分軸を持つ
1つ目はしっかりとした自分軸を持つことです。
精神的自立を「自分軸をもって行動の選択が出来る人」と定義している以上、ここがぶれてはいけません。
例えば実家暮らしを選択するにしても「なぜ実家暮らしを選んだのか」を、きちんと自分の意見で言えるくらいにはなるべきです。
ちなみに私は「セミリタイアのため支出を最大限抑えるため」です
たとえ一人暮らしであっても「周りに言われたから」くらいの薄い理由で流された人は、私は精神的自立が出来ていないのではないかなぁと感じます。
他人の意見に流されず、しっかりと自分で考えで選択ができるようになりましょう。
自分の生き方を選ぶヒントは以下の記事をご覧ください。
家事の知識をつける
2つ目は家事の知識をつけることです。
自分の身の回りの世話ができないようでは、自立が出来ているとは言えません。
先ほども例に挙げましたが、一人暮らしでも満足に家事が出来ずゴミだらけになってしまっては自立しているとはいえないでしょう。
実家暮らしだと大体は親がやってくれるので、甘えているとすぐに生活力が落ちてしまいます。
なので能動的に家事スキルを身につけるようにしていきましょう。
でも家事なんてやったことないよぉー
なんていう人もご安心。だれだって最初は初心者です。まずは
- 自分で食べる分の自炊
- 部屋の掃除器かけ
- 風呂掃除
といったできそうな部分から始めてみてください。
家事の知識を身につけることで、実家暮らしでも自立スキルが育っていきます。
最低限の収入
3つ目は最低限の収入を得ることです。
実家暮らしは家賃や光熱費などがかからないため、必要な生活費が一人暮らしに比べ大幅に少なくなります。
とはいえそのお金すら用意できないようでは、自立が出来ているとは言えないでしょう。
せめて自分が使っている分くらいのお金は得られるようになっていることが望ましいです。
実家暮らしなら月10万円程度あれば十分生活が可能です。
このくらいなら正社員にならずともバイトでも問題なく稼げる額だと思います。
バイトなら責任や拘束時間も低いので、並行して副業も取り組みやすいはず。
バイトと副業の両輪で稼げるようになっていくことをおススメします。
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金銭感覚を身につける
4つ目は金銭感覚を身につけることです。
仮に大きく稼げるようになったとしても、後先考えず使い込んでしまうようでは自立できているとは言えません。
そのためにも正しい金銭感覚を身につける必要があります。
例えば住んでいる家の電気代や水道代がどのくらいかかっているか、ちゃんと把握できているでしょうか?
もしこの質問に答えられないようなら、まだまだ金銭の知識が身についていません。
きっと電気代の検針票などが家にあるはずなので、最初の1歩としてその確認からだけでも始めてみましょう。
ちなみにですが、電気代がわかったらより安い電力会社に乗り換えると費用も安くなってお得ですよ。
その費用も自分で払うようにすれば、自立度もアップ!
実家暮らしの電気代を自分で支払うことには、色々とメリットもあります。
詳しくは実家暮らしは家にいくらお金を入れるべき?お得に入れる方法も解説をご覧ください。
まとめ:実家暮らしでも精神的自立は可能
というわけでまとめです。
実家暮らしであっても精神的自立は可能です。
精神的に自立している人とは「自分軸をもって行動の選択が出来る人」のこと。
たとえ一人暮らしであっても、他人や世間の風潮に流されて行動しているようでは自立しているとは言えないので注意してください。
精神的自立のためやるべき行動は
- しっかりとした自分軸を持つ
- 家事の知識をつける
- 最低限の収入
- 金銭感覚を身につける
となります。
とはいえ何から手を付けるべきかわからない人は、まず金銭感覚から養う野庭おススメです。
以下の記事にてお金のため方を解説しているので参考にしてみてください。
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