実家暮らしなのに、全く貯金がないことに不安を感じてはいないでしょうか?
貯金が無いとセミリタイアが遠のいたり、親の介護が必要な時に慌てたりと、良い状況にはなりません。
少し耳が痛いことを話しますが、実家暮らしで貯金が無しなのは割とヤバいです。
なぜなら実家暮らしは1人暮らしに比べ、お金が貯まりやすい環境だから。
私は非正規の仕事でしたが、実家暮らしで1900万円を貯めることが出来ました。
今回の記事では実家暮らしなのに貯金のないあなたに、
- なぜお金が貯まらないのか
- お金を貯める方法
- 貯金なしだとどうなるのか
を解説します。
まだ間に合います。
この記事に書かれていることを実践していただければ、今からでも貯金なしを脱出することは十分可能ですよ。
ごたくはいいから、お金を貯める方法だけ知りたい!
という人は以下の記事をご覧ください。
書いた人:糠まる
- 実家暮らし+節約で1900万円貯めることに成功
- 貯金と責任の軽い仕事でセミリタイアを実行中
- 子供のころから三度の飯より節約が好き
- 労働は大嫌い
実家暮らしなのに貯金なしはヤバイ
まず始めにお伝えすると、実家暮らしなのに貯金がないのは割とヤバいです。
なぜなら一人暮らしに比べ、実家暮らしは貯金に回すお金を多く取れるはずだから。
実家暮らしは家賃がかからず水道光熱費も抑えられるので、1人暮らしに比べ支出は低くなります。
総務省統計局が公表している家計調査によれば、2021年の単身世帯の1カ月平均支出は155046円(※)です。
(※家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 001 用途分類(総数) 全国 | 統計表・グラフ表示 | 政府統計の総合窓口)
一方で実家暮らしの場合の支出はいくらになるのか。
公的なデータがないため手前味噌ですが、私自身の支出を例に出すと月の平均は約9万円ほどになります。
単純計算で1人暮らしに比べて、およそ6.5万円を自由に使える計算です。
にもかかわらずお金が貯まらないということは、お金の扱いに関して問題がある可能性が考えられます。
実家暮らしでお金が貯まらないという人は、どのような人なのでしょうか。
実家暮らしなのに貯金が貯められない人の特徴3選
実家暮らしなのに貯金が貯められない人の特徴は以下の通り
- 自分の支出を把握していない
- 貯める目的がない
- お金を貯める勉強をしていない
1つずつ見ていきましょう。
自分の支出を把握していない
1つ目の特徴は自分の支出を把握していないことです。
自分がどんなことにお金を使っているのかを知らないと、お金は貯まっていきません。
実家暮らしだと食費や光熱費を親に管理してもらうことが多いため、「自分の支出を管理する」という意識が欠けがちです。
一人暮らしだとすべての管理をしなければならないためお金の使い過ぎに注意できますが、それがない実家暮らしはブレーキが緩みやすい。
自分がどれだけお金を使っているかに無頓着なため、結果的に貯金を考えず浪費をするようになってしまいます。
貯める目的がない
2つ目の特徴は貯める目的がないことです。
貯金をする目的を持たないと、お金を貯めることは困難です。
人間の意志は思っている以上に弱いため、目的意識が無いとつい散財をしてしまうようになります。
そうなるとお金を貯める習慣も根付かないので、いつまでたってもお金が増えることはありません。
お金を貯める勉強をしていない
3つ目の特徴はお金を貯める勉強をしていないことです。
今私たちが読み書き出来たり九九を言えるのは、学校で勉強をしてきたからです。
しかし学校ではお金の勉強はしてくれないので、お金に関してはほとんどの人が無知のままでいます。
なのでお金を貯めるのが苦手な人は、今からお金を貯めるための勉強をしていく必要があるんです。
本屋に行けば貯金関連の本はたくさんありますし、検索すればYouTubeでもたくさんの動画が出ています。
- 格安SIM
- 副業
- ふるさと納税
節約のために今からできることはたくさんあります。
お金を貯める勉強をして、知識を蓄えていきましょう。
貯金なしから始めるお金を貯め方
実家暮らしで貯金がない人でも始められる、お金の貯め方は以下の通り。
まずは支出を把握して、自分がどんなことにお金を使っているのかを知りましょう。
家計簿をつけて支出を把握することで、無駄遣いを防ぐことが出来るようになります。
「家計簿をつけるのは面倒くさそう」という人も、家計簿アプリなら勝手に家計簿が出来上がるのでおススメです。
詳しくは貯金するなら絶対に家計簿をつけるべき4つの理由【支出の見える化】をご覧ください。
次に貯金をする目的を決めましょう
何でもいいので目的があれば、貯金のモチベーションを保ちやすくなります。
当ブログでのおススメは「生活費の1年分を貯めること」です。
詳しくは貯金するなら絶対に家計簿をつけるべき4つの理由【支出の見える化】をご覧ください。
自分の支出を把握したら、先取り貯金でお金を貯めていきましょう。
先取り貯金とは貯める分のお金があらかじめ貯金し、残った分でやりくりをする方法です。
こうすれば魔がさして、ついお金を使ってしまうことを防げるようになります。
詳しくは貯金ができず諦めていませんか?口座を分けると嫌でもお金が貯まりますをご覧ください。
並行してこれまでの支出も見直していきましょう。
家計簿を見て、「これは必要の無い支出だったのでは?」という費用を削っていきます。
固定費を見直すのもおススメです。
固定費を抑えれば、半永久的に節約が続くのでお金をためやすくなります。
詳しくは月10万円以内で生活するためにどこから節約すべき?→まずは固定費を見直すべしをご覧ください。
まとめ:実家暮らしなのに貯金ナシなら、危機感を持った方が良い
というわけでまとめです。
- 実家暮らしは1人暮らしに比べ自由に使えるお金が多い
- 1人暮らしの平均支出は約15.5万
- 実家暮らしなら9万円程度の支出で生活可能
- それでも貯金できないなら、何らかの問題あり
実家暮らしなのに貯金がない人は、高確率で浪費のしすぎですのでお金に対する意識を根本から変える必要があります。
今回の記事に書いた方法を実践して、貯金を始めてみてください。
「なんか難しそうで不安」という人は、とりあえず家計簿アプリのマネーフォワード ME導入から始めましょう。
これならだれでもすぐに出来ます。
いきなり全部やろうとするのではなく、ちょっとずつ進めていけばいいのです。
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