「今の人生が生きづらい・・・。もっと楽に生きる方法はないかな・・・?」
このような悩みを抱えてはいないでしょうか?
生きづらさを感じたまま辛い日々を過ごさなければならないのは、憂鬱になってしまいますよね。
実はその生きづらさを解消するのに効果的な方法があるのです。
それは「生活水準を下げること」
生活水準を下げることには様々なメリットがあるので、特に生きづらさを感じている人にとっては大きな助けになります。
私も仕事方面でかなり生きづらさを感じていましたが、元来節約好きで生活水準が低かったおかげで、生きづらさをかなり解消できるようになりました。
今回の記事では仕事が辛くて生きづらいと感じるあなたに、生活水準を下げるメリットとその方法を解説していきます。
「生活水準を下げたら余計にみじめな生活になってしまわないかな・・・」という不安も心配ご無用。
この記事を読んで生活水準を下げれば、人生を楽に生きることができる希望が湧いてきますよ。
書いた人:糠まる
- 実家暮らし+節約で1900万円貯めることに成功
- 貯金と責任の軽い仕事でセミリタイアを実行中
- 子供のころから三度の飯より節約が好き
- 労働は大嫌い
生活水準を下げると幸せになれる理由5選
生活水準を下げることで幸せになれる理由は以下の通り。
- お金が貯まりやすくなる
- 仕事をダウンシフトできる
- やりたいことができるようになる
- 本当に必要なモノがわかるようになる
- 些細な幸せを感じ取れるようになる
1つずつ見ていきましょう。
お金が貯まりやすくなる
生活水準を下げることのメリットは、何といってもお金が貯まりやすくなることです。
必要な支出が少なくて済むのだから、これは当然のことといえます。
たとえ月収が30万円であったとしても、支出も30万円なら全く貯金が出来ません。
しかし生活水準を下げて月10万円で生活できるようになれば、月収15万円でも貯金が出来てしまいます。
私の20代の頃の月収は12~15万くらいでしたが、実家済み等で生活費を下げ、現在では1700万を超える資産を築くことに成功しました。
このように生活水準を下げれば、例え収入が少なくてもお金を貯められるようになるのです。
仕事をダウンシフトできる
現在仕事で辛い思いをしている方には、仕事をダウンシフトできることも見逃せないメリットです。
もし生活費が月20万円かかる場合、当然ながら給料で20万円以上稼がなければなりません。
人によっては、その仕事ですら辛いという人もいると思います。
しかしここで生活水準を落とし、月10万円で生活できるようになったとしたらどうでしょう?
この生活のために稼がなければならないお金は10万円。
これならば正社員にこだわらずとも、責任の軽いアルバイト・パートで十分に生活できると思いませんか?
生活水準を下げれば、わざわざ辛い仕事に従事する必要もなくなるのでとても精神が安定しますよ。
やりたいことができるようになる
生活水準を下げてお金を貯め、軽い仕事で生活できるようになればやりたいことに挑戦もしやすくなります。
お金と時間、双方に余裕ができるからです。
あなたには本当はやってみたかったけれど、諦めてしまったことはないでしょうか?
- 好きなイラストを描いて食べていけるようになりたい
- YouTuberになってみたい
- なるべく働かずダラダラと過ごしていたい
生活水準を下げれば、これらの夢に向かって進むハードルもグッと楽になります。
毎日残業続きだと、疲れてイラストを描く時間も気力も湧いてこないでしょう。
またいきなりイラスト1本で独立しようとするのもリスクが高すぎます。
そうすればいずれイラストで他人を喜ばせることができるようになり、それが仕事に繋がっていく可能性もあります。
このように生活水準を下げれば、挑戦がしやすくなり人生も満ち足りていくのです。
あなたはこれまでに諦めてしまった願望はありませんか?実はまだ諦めるには早いかもしれませんよ。
本当に必要なモノが分かるようになる
生活水準を下げると、必然的に使うことのできるお金も限られていきます。
そうなるとこれまでモノを買う時に何も考えずに買っていたのが、しっかりと考えてから買うようになります。
- これは本当に今買うべきものだろうか?
- これを買うことによって、値段以上のメリットを得ることが出来るだろうか?
このようにじっくりと分析してから買うようになるので、無意味なモノは買わなくなっていくのです。
その結果、自分にとって本当に必要なモノがわかり、そこにお金を重点的に使えるようになります。
私もモノを買う際にはどんなに少額なモノであったとしても、しっかりと吟味します。
たとえ100円のお菓子であったとしても、「これで一時的に腹を満たすことに100円の価値はあるか?」と考え、NOならば買いません。
逆に自分にとって将来的にメリットの大きそうなモノなら、ちゃんと購入します。(本とかPC作業を快適にする道具とか)
生活水準を下げてモノを買うことを改めて考え直してみれば、意外と無駄遣いが多かったことに気づけるはずです。
些細な幸せを感じ取れるようになる
生活水準を下げて生活すると、日常の些細なことに幸せを感じ取りやすくなります。
幸せを感じるためのハードルがとても低くなるからです。
例えば毎日のように外食をしている人がいた場合、最初のうちはとても美味しい料理に幸福を感じることでしょう。
しかし人間は「慣れる」生物です。
そのうちそれが「普通」になってしまい、幸福を感じづらくなっていきます。
そこをいくと、生活水準が低い人はとても幸せです。
なにせ普段は自炊で生活費を抑えているので、たまに食べる外食がとても美味しく感じ取れるのですから。
私も半年に1度くらい外食しますが、めっちゃ美味くて毎回感動します。
生活水準を下げればコスパ良く幸せを感じられるようになるので、大変お得ですよ。
今からできる!生活水準の下げ方
生活水準を下げるメリットを理解してもらえたところで、今からできる生活水準の下げ方を解説します。
方法は以下の通り。
- 先取り貯金
- 固定費を下げる
- 実家暮らし
- 見栄を張らない
1つずつ見ていきましょう。
先取り貯金
1つ目の方法は「先取り貯金」です。
お金があるからついつい使ってしまうわけなので、あらかじめ貯金分を差し引いておこうという作戦です。
最初に貯金しておけば、残った分で生活をしなければならないため否が応でも生活水準は下がります。
あとは残りの分のお金でやりくりできるように、工夫していきましょう。
コツとしては「欲望に優先順位をつけること」
自分にとって優先順位の低い、必要ではないモノにはお金を掛けないようにしていけば、生活水準を下げても生活の満足度が下がることはありません。
先取り貯金の具体的な解説は貯金ができず諦めていませんか?口座を分けると嫌でもお金が貯まりますをご覧ください。
固定費を下げる
固定費を下げることは生活水準を下げるうえで最も効果の高い方法の1つです。
ちまちまと生活費をケチるよりも断然に大きい金額を削減できるので、絶対にやっておくべきことといえます。
例えば家計で大きな割合を占める通信費に関しても、キャリアから格安SIMに変更すれば4~5000円を一気に下げることが出来ます。
さらに固定費を下げるもう1つのいいところは、「生活水準を下げても生活満足度は下がらないこと」
スマホをキャリアから格安SIMにしたところで、日常生活にはほとんど影響がありません。
私は格安SIMに変えてからもう3年以上経ちますが、困ったことは何一つありませんでした。
固定費を削減して、心地よい範囲で生活水準を下げていきましょう。
固定費について詳しくは月10万円以内で生活するためにどこから節約すべき?→まずは固定費を見直すべしをご覧ください。
実家暮らし
上記で生活水準を下げるには固定費の削減が有効だと解説しました。
その固定費において最も大きな割合を占めるのが家賃です。
なので家賃を下げればかなり生活水準を下げることが可能です。
家賃の安い物件を探すのもいいですが、当ブログでは実家暮らしをおススメしています。
なにせ実家に住めば家賃は0円!節約にこれほど適した環境はありません。
たしかに自由が制限される等、人によっては足し我慢できないこともあるでしょうが、許容が出来るなら選択肢の1つとして考えてみてほしいです。
見栄を張らない
見栄を張るのを辞めることは生活水準を下げるには非常に重要な行動です。
見栄を張り続けると、生活水準を下げることは一生不可能であると断言できます。
見栄にとらわれると、自分を良く見せるためにどんどんと生活水準を上げざるを得なくなります。
俺はこんなにいい車に乗って、こんなにいい家に住んでいるんだ!
すごいだろう!
このような思考では生活水準を下げることなど、夢のまた夢ですよね。
100歩譲ってお金持ちならそれでもいいですが、お金がないのに見栄を張るのは地獄でしかありません。
生活水準を下げる際に大事なことは「足るを知る」ことです。
他人と生活を比較して優越感に浸ることほど無意味なことはありませんので、やめましょう。
【ラチェット効果】一度上がった生活水準を下げるのは難しい
生活水準を下げる方法を4つ解説しましたが、一番肝心なのは「そもそも生活水準を上げないこと」です。
なぜなら人は生活水準を上げることは簡単に出来ても、下げることはとても難しいから。
皆さんは「ラチェット効果」という言葉をご存じでしょうか?
これはもらう給料が下がったとしても、生活水準を下げることは困難であるという現象です。
ラチェットとは「歯止め」を意味します。
高い生活水準が歯止めになり、下げられないのです。
先ほども例に挙げましたが、例えば生活水準を上げて外食をするようになったとします。
しかし物価の上昇や給料の減少によって所得が減ったとしても、現在の水準を維持しようとするのです。
その結果貯蓄を取り崩してでも今の生活を維持しようするため、お金がない状態に陥ってしまいます。
一度生活水準を上げてしまうと、このラチェット効果が発生して元に戻すことが困難になるので、最初から上げないことが大切なんです。
まとめ:生活水準を下げて生きやすさを手に入れよう
というわけでまとめです。
- お金が貯まりやすくなる
- 仕事をダウンシフトできる
- やりたいことができるようになる
- 本当に必要なモノがわかるようになる
- 些細な幸せを感じ取れるようになる
生活水準を下げると、様々なメリットがあります。
なので今回の記事を参考に、生活水準を下げる(上げない)ことを意識してみてください。
そうすれば生活費が抑えられるので、生きやすい人生を手に入れることが出来ますよ。
コメント