「貯金をしたいけれど、何から始めればよいのかわからない」と悩んではいませんか?
やる気はあるのに何をすべきかわからなくてモチベーションが下がってしまうのは困りますよね。
実は貯金を始める際に絶対にやっておくべきことがあります。それが家計簿をつけて「支出の見える化」をすることです。
なぜなら貯金の貯まらない大きな原因の一つが「自分が何にどれくらいお金を使っているか」を分かっていないことだから。
支出を把握することは貯金における基礎中の基礎といえます。
私もまず支出の把握に手を付けたところ、無駄な出費を発見して大きく節約することが出来ました。
今回の記事では貯金を貯められなくて困っているあなたに、まずは家計簿をつけ始めるべき理由を4つ解説していきます。
この記事を読めば誰でも確実にお金が貯めやすくなり、目標を達成できるようになりますよ。
結論としては家計簿アプリを導入すれば、余計な手間いらずで超簡単に支出の把握をすることが可能です。
書いた人:糠まる
- 実家暮らし+節約で1900万円貯めることに成功
- 貯金と責任の軽い仕事でセミリタイアを実行中
- 子供のころから三度の飯より節約が好き
- 労働は大嫌い
家計簿をつけて支出を把握すべき4つの理由
まず結論ですが、家計簿をつけて支出を把握すべき理由は以下の4つ。
- 無駄な支出に気付ける
- 生活に本当に必要な金額が分かる
- 比較によって使い過ぎに気づける
- 貯金が増えることでモチベーションが維持できる
1つずつ見ていきましょう。
無駄な支出に気づける
理由の1つ目は「無駄な支出に気づける」ことです。
家計簿をつけることによって、自分でも知らなかった無駄な支出に気づくことが多々あります。
これを削れば、節約の額を大きく伸ばすことが可能です。
筆者の場合、インターネットの契約と同時に結んでいたオプションの料金を無駄に払っていたことがありました。
そのころはまだ節約意識も薄かったので、言われるがままに使いもしないオプションも契約していたようです。
その後、支出を確認してみるとなんとオプションの料金が毎月1万円近く発生していることが発覚。
契約から3年近くは経過していたので、トータルすると100万円近く無駄な出費をしていたことになります。
あれを見た時は本当に心臓が飛び出そうでした。
このように無駄な出費を見つけるためにも、支出の把握は非常に重要なものであるといえます。
使途不明金を洗い出そう
「1万円財布に入れていたのに、気づいたら無くなっていた」なんて経験はないでしょうか?
この「いつの間にか使っていて、使った記憶もない出費」を「使途不明金」と言います。
家計簿を見たら、まずはこの何に使っているのか分からないお金である使途不明金を洗い出しましょう。
使途不明金をカットできれば、節約できる金額はかなり大きくできるからです。
ありがちなのはコンビニのコーヒーのような少額の出費が積み重なっていること。
いわゆる「ラテマネー」といわれるものです。
たとえ1杯の値段は150円しかなかったとしても、毎日飲んでいれば1カ月で150×30=4500円。
1年間積み重なれば150×365=54750円もの出費になります。
「少額だからいいや」と軽い気持ちで使っていては、間違いなく節約できません。
家計簿をつければこのような出費にも気づけるようになりますので、無駄遣いをなくしていきましょう。
生活に本当に必要な金額が分かる
2つ目の理由は「生活に本当に必要な金額が分かる」ことです。
節約はしたいけど、結局のところ「いくら貯金できるのか?」、もしくは「月にいくらまで使えるのか?」は気になるところです。
家計簿をつけて支出を把握すれば、月にいくらあれば生活が可能になるのか分かるので、使える金額が明確になります。
例えば手取り15万・月の支出が15万だった人が家計簿をつけてみると、削れそうなお金が3万円あったとします。
この場合生活に本当に必要な金額は12万円・貯金できる金額は3万円ということがわかるのです。
ちなみに筆者の場合、支出を計算してみると月に10万程度あれば生活できることが分かりました。
わざわざきつい仕事をせずとも「10万円程度バイトで稼げればいいんだ」と気づけたので、心が楽になりました。
本当に必要な生活費を把握して、無駄遣いを減らしていきましょう。
比較によって使い過ぎに気づける
3つ目の理由は「比較によって使い過ぎに気づけること」です。
家計簿を毎月つけ続けていけば、前月や前年との比較ができるようになり無駄遣いを抑えることが出来ます。
例えば娯楽費。前月に比べ大きく増えているようならば何か原因があるはずです。
- ガチャを回しすぎた
- つい衝動買いをしてしまった
- そこまで欲しくないけど、宣伝文句につられて買ってしまった。
支出が増えた原因が無駄遣いならば次から見直すことにより、支出を抑えることが出来ます。
この「反省する」ことが大事です。
貯金が増えていくことでモチベーションが維持できる
4つ目の理由は「貯金が増えていくことでモチベーションが維持できる」ことです。
なぜなら貯金が貯まっていく過程や節約を体験することで、小さな達成感を得られるからです。
家計簿をつけて節約に励んでいれば、お金がどんどんたまっていくのが実際の数字としてわかるようになります。
その結果
節約を始めてから、こんなに貯金が増えた!
前月に比べて1000円も節約に成功した!
という成功体験を積むことが出来るので、貯金へのモチベーションを保つことができるのです。
筆者も食費を前月よりも低く抑えられた時は、とてもうれしい気持ちになります!
さらに人間には「保有効果」という心理効果があり、一度手に入れたものを失いたくないという心理があります。
貯金が出来れば「これを失いたくない!」という強烈な心理が加わるので、さらにお金を増やすことが出来るのです。
こんな人に支出の把握は効果的
家計簿をつけることは、こんな人には特に有効です。
- 貯金初心者の人
- なぜか貯金が貯まらない人
- いくら貯金できるか知りたい人
貯金初心者の人
まず貯金を初めてやってみようという人は、家計簿をつけて損がありません。
これまで貯金に触れてこなかった人は、自分のお金がどれくらい入ってきてどれぐらい使っているかに無頓着だからです。
家計簿をつけて支出を把握することは、すべてに通ずる節約の基礎中の基礎といえます。
家計簿をつけて自分がどのようにお金を使っているか、しっかり管理してください。
なぜか貯金が貯まらない人
貯金したいんだけど、なぜかお金が無くなってるだよなぁ~
こういった「なぜか貯金が貯まらない人」も家計簿をつけるべきです。
このような人は上述した「本人も気づいていない無駄な支出」が存在しているのだと思います。
ついつい買ってしまうコンビニのお菓子や、使っていないけど契約しっぱなしのサブスクはないでしょうか?
家計簿を確認すればそんな無駄な支出も一発であぶりだせるので、節約に繋がります。
いくら貯金できるか知りたい人
しっかりとした節約計画を練るため、いくら貯金できるかを知りたい人にもおススメです。
家計簿を見れば自分にとって必要な金額がわかるので、そこから逆算して毎月の貯金額を決めることが出来ます。
適正な計画を立てることが出来れば、目標の達成がよりスムーズに進むようになりますよ。
めんどくさいは家計簿の敵・家計簿アプリを使えば支出の把握は超簡単
ここまでで家計簿をつけて支出を把握することが、貯金にとって非常に重要であることを解説してきました。
ですが
いちいち家計簿つけるなんてめんどくさいよ~
毎回レシート貰ったり、保存しとかなきゃいけないんでしょ?
そんなんやってらんないよ~無理無理!
と考えて諦めそうになってはいないでしょうか?
ちなみに筆者も同じです。
めんどくさがりなのでいちいち家計簿を入力なんてやってられません。
でもご安心ください。家計簿アプリを使えばそんなめんどくささに悩む必要はありません。
クレジットカードとアプリを連携することにより、買い物をするだけで勝手に家計簿が出来上がってしまうんです。
あなたがすることはアプリをダウンロードして、クレジットカードや口座を連携することだけ。
最初にそれだけすればあとは勝手に支出が記録されていくので、これから先いちいち金額を手入力することはなくなるんです。
めんどくさがりでも関係なく家計簿がつけられるでの、利用しない手はありませんよ。
クレジットカードを使っていない人はこれから利用していこう
クレジットカードを普段使っていない人はアプリとの連携が出来ないので、これからカードを利用していくようにしてください。
クレジットカードとスマホ決済を組み合わせれば、現金で支払うよりもかなりお得に買い物をすることが出来ます。
筆者もクレジットカードを使っているので、毎月利用額の1%は還元されています。
詳しくはキャッシュレス決済のメリット・デメリット。現金払いよりもお得ですをご覧ください。
まとめ:家計簿をつけて支出を把握すれば貯金は貯まる
というわけでまとめです。
- 無駄な支出に気づける
- 生活に本当に必要な金額がわかる
- 比較によって使い過ぎに気づける
- 貯金が増えることでモチベーションが維持できる
家計簿をつけて支出を把握することは、貯金における基礎なので必ず実践してください。
アプリを使えばめんどくさがりな人でも簡単に家計簿を続けられます!
そうすれば無駄な支出に気づけるので、無駄遣いを減らすことができるようになりますよ。
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